2010年3月27日

私の読書スタイル(4):理想の読書スタイル「Evernoteで読書ノート」

かなり間が開いてしまいました(連載第三回から実に1ヶ月弱...)。

読書スタイルシリーズ前回のエントリーで、「次回は理想のスタイルを...」なんて言っていましたが、あの時点で「はてどうしようか?」と悩んでいました。

そんな折にリリースされた「Evernoteハンドブック」。この中に答えのきっかけがありました。

Chapter4 ユースケース編の中で堀さん(@mehoriさん)が読書ノートについて述べられています。

読書ノートを作る醍醐味はなんといっても他の誰でもなく、「自分にとって」どんな本だったかを詳細に書くことです。読書はデータを頭にダウンロードすることではなく、かけがえのない一つの体験・経験なのですから、それを記録するときも、自分だけのまとめかたをしたいものです。

Evernote ハンドブック(堀 正岳・佐々木正悟・大橋悦夫)より

奥野宣之さんの読書は1冊のノートにまとめなさいを読んで以来、読書ノートはMOLESKINでユビキタス・キャプチャーの一部として書き込んでいました。

ただMOLESKINに書いてしまうと、ユビキタス・キャプチャーを続けていく中でその読書メモが流れて行ってしまい、後から見返したり書き足りしたりということが難しい状況にありました。
そのため現状は書いてあることを転記してあるに過ぎない、ただの読書メモの域を出ない状態でした。

そういった悩みを解決してくれそうなのがこの「Evernoteで読書ノート」。Evernoteに読書ノートを保存していくことで検索性、閲覧性も向上し、「成長する読書ノート」を作っていくことができそうです。

以下は私が今後実践しようと思っている「Evernoteで読書ノート」のやり方、すなわち理想の読書スタイルです。

1.その本への第一印象を書く。
2.読む。
3.読書メモへの転記。
4.まとめ


1.その本への第一印象を書く。
なぜあなたはその本を手に取ったのか、読んでみようと思ったのか。まずはじめにそのことを読書ノートに書き残しておきます。

何となく面白そうだと思ったから、○○について基本的なことを知りたいと思ったから
など、その本を読む前の想いを書き残しておきます。


2.読む。
付箋貼り、必要によってはメモ。ここは今までとあまり変わらない。


3.MOLESKINへの転記/ノート作り
私の場合はまずMOLESKINへ手書きで転記します。
(Evernoteに直接転記でもいいと思います)

付箋をつけた箇所の前後を転記するというのは変わりませんが、自分の考え、アイデアも書いておきます。

効率を追求するのであればとりあえずメモしたい箇所をカメラで撮ったりスキャナで読み込んだりするという方法がありますが、自分で書かないことにはまず頭に入らない性分なので、一度MOLESKINに転記するという工程を入れることにします。

私自身、自分の手で、字で、書くということというのは効率だとか時間節約ということとは別で考えたいと思っている人間です。
これはまた別の機会に書こうと思っているのですが、ユビキタス・キャプチャーに限らず、筆跡というのはその時の自分自身のバロメーターだと思っているからです。
筆跡とともにその想いを、記憶を書き残しておくことで、よりその時の自分を刻んでおくことができるような気がするのです。

MOLESKINに転記後、それをEvernoteに再転記します。

4.まとめ
3で作った読書ノートを改めて読み返し、「自分にとって」どんな本だったかを追記します。
1で書いた第一印象との比較や、新しい発見、はたまたいい意味/悪い意味での裏切りなど。
また、形になってきた読書ノートとその本を読んだことから、自分が得たもの/得られそうなことを書いていきます。

自分が得られたことの中で以下のようなモノはピックアップしてほかのノートに転記します。これを繰り返していくことで自分の読んだ本たちがいろいろなものと結びついて、より自分の世界を広げていってくれるのではないかと思っています。

  • 実践したいこと→TODOリスト/習慣リスト
  • 至言・名言→名言ノートにコピー
  • 思いついたアイディア→アイディアノートにコピー
  • 参考、引用文献→読みたいモノがあれば本リストに追加

今までは本を読んでその内容をメモするだけで「読んだ!」という充実感(のようなもの)を得ていたに過ぎないと思っています。
せっかく時間を割いて本を読むのですから、その一歩先「この本を読むことが如何に自分自身の人生を豊かにしていってくれるか」というところまでに昇華できればいいなと考えています。

まだこの記事をアップした時点で、上記の方法はまだ実践できていませんが、公開したことでいったん私自身の中でも整理ができた気がしていますので、今読んでいる本から早速実践していきます。

 

2010年3月12日

ライフハックって何だったっけ?

現在当ブログで連載途中の読書スタイルシリーズですが、下書きができているものの、ここのところ公私にわたりいろいろあって、何というかバイオリズムが狂ってるようなそんな感じでちょっと勢いが衰えています。

そんな時にサクッと仕事を片付けたり、家のことをササッとやってしまったりする術がすなわち「ライフハック」だと思っているのですが、そんなハックを用いる余裕すらないこの数日でした。

このブログも、豊かな人生を送りたい、自分の周囲も含めて豊かにしていきたい、という想いを一応持って書いているつもりです。

手段の目的化、すなわち「人生を豊かにするための術=ライフハックそのものを追求すること」が目的になってしまいつつあります。しかしそれではやがてそれに疲れ果ててしまい、豊かになるどころか逆に何の実りのないものになってしまうはずです。

ライフハックに夢中になるあまり、自分自身がライフハックにハッキングされてしまいつつあるのではないかとふと感じました。それは本末転倒。あくまでも主導権は自分自身でなければ。自分自身そして周囲を豊かにしていくのは、手帳でもEvernoteでもToodledoでもなく、それらを能動的に、うまく使いこなしながら楽しくうまく日々生活し活動していく自分自身であることを忘れてはいけないと思うのです。

このエントリーが書けるなら読書スタイルシリーズもアップできるじゃん!というツッコミがアルかもしれませんが、ここ最近こんな調子で少し思うところもありましたので、このエントリーを一気に書き上げてみました。

編集後記
今日のLifehacking.jpのエントリー
ちょっとへこんだときのために、Evernote に癒し画像をいれておく | Lifehacking.jp
は今の私にまさに必要なライフハックのようです...
Twitterでも最近は愚痴こぼしが多かったりしてますが、その都度皆さんに励ましの言葉をいただき感謝感激雨あられでございます。



2010年3月 2日

私の読書スタイル(3):読んだ後の行動

またまた間が開きましたが「私の読書スタイル」連載第3回です。

  1. 本を手に入れる
  2. 本を読む
  3. 読んだ後の行動

今回は「3.読んだ後の行動」です

次回以降、私が目指したい理想の読書スタイルについて書く予定です。ここまでの3回はあくまでも私の現状認識が目的です。

さて、読了した本にはフィルムふせんのブックマークが沢山貼られている状態になっています。
私の場合、少しでも引っかかったらふせんを貼ってしまうので、読み終わると結構なブックマーク数になっています。

1.ふせん部分の再読
基本的にこの付箋が貼られた箇所の前後を改めて読み返し、「読書メモに書き写すかどうか」を判断していきます。
この処理で実質再読をすることになります。

2.読書メモへの転記
書き写すと判断したものについては原則そのまま文章を読書メモに転記していきます。
(将来何かで引用したい時に備えているつもりです)
もしふせんを貼った箇所が図表だった場合は、それをそのままコピー/スキャンしてメモに貼り付けるか、簡略化して読書メモに転記します。

実際に私が実践できているのはここまでです。たまに転記したメモ部分に自分なりのアイデアや考えをメモすることはありますが、
現状では「本を読んだことそれ自体に満足してしまっている」ことは否めません。

読んだ本から何が学び取れるのか?学び取ったことを自分自身にフィードバックし、自分自身が豊かになっていくには具体的に何をしたらいいのか?

読書の内容をそのレベルにまで落とし込み、かつそれを実践することで初めてその本を読んだ意義というものが生まれてくるのではないかという気がしています。

そういったことも含めて私が考える理想の読書スタイルについてはまた次回連載で書いていきたいと思います。


編集後記
間を空けた割にたいしたことが書けなくて情けない...。